お墓に関する情報
意外と知らないことばかり。「知ってて良かった」と思える情報をお伝えします。
相続について
墓地や墓石、仏壇、仏具、神を祭る道具など日常礼拝をしている物
ただし、骨とう的価値があるなど投資の対象となるものや商品として所有しているものは相続税がかかります。
要は墓地や墓石に相続税はかからないと言う事です。生前に建てたお墓の費用は課税されませんが、没後にお墓を建てる場合は相続税を引かれた残りの財産より建墓する事になります。
◆相続税を計算するときは、被相続人の葬式にかかった費用を遺産額から差し引くことができます
※遺産額から差し引ける葬式費用として認められるのは、通常次のようなものです。
(1) 死体の捜索又は死体や遺骨の運搬にかかった費用
(2) 遺体や遺骨の回送にかかった費用
(3) 葬式や葬送などを行うときやそれ以前に火葬や埋葬、納骨をするためにかかった費用
(仮葬式と本葬式を行ったときにはその両方にかかった費用が認められます。)
(4) 葬式などの前後に生じた出費で通常葬式などにかかせない費用
(例えば、お通夜などにかかった費用がこれにあたります。)
(5) 葬式に当たりお寺などに対して読経料などのお礼をした費用
※次のような費用などは、遺産額から差し引ける葬式費用とは認められません。
(1) 香典返しのためにかかった費用
(2) 墓石や墓地の買入れのためにかかった費用や墓地を借りるためにかかった費用
(3) 初七日や法事などのためにかかった費用
国税局 タックスアンサー 「相続税より」
法事について
そんなときには下記ページでチェックしてみてください。
法事チェック
(仏教の場合)
[法事をお寺でする時に用意するもの]
•御宝前用のお花一対、ローソク(朱20号か30号程度)、線香
•塔婆(事前に申込みすると、寺で用意してくれます)
•御宝前用のお供物(菓子や果物等)…法要終了後、参列者皆さんでお召し上がり下さい。
•寺の墓地にお墓がある場合は、お墓用のお花一対、ローソク、線香
法要は命日の当日に行うのが理想ですが、実際には参列者の都合もあり、最近は週末に行うことが
一周忌までが喪中(もちゅう)で、この日をもって喪(も)が明けることになります。
喪中に迎えた正月は、
亡くなった翌年が一周忌、その翌年の2年後が三回忌です。三回忌からは亡くなった年も含めて数え、
七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌と追善供養の法要を営みます。
スムーズにできるように、おそくとも2ヵ月前から準備をしましょう。
まず、住職と相談をして、法要を営む日を決めます。法要の日に卒塔婆を立てる場合は、事前に住職に依頼しておきます。
次に、法要場所を自宅か、菩提寺、あるいは斎場で行うかを決めます。
一般に関東は菩提寺で、関西は自宅で法要を営むことが多いと言われます。法事を菩提寺以外で営む場合は、「御布施」とは別に「御車代」を包むのが一般的です。また住職が会食を辞退された場合は、「御膳料」を包む場合があります。
日取り、場所が決まったら、招待客を決め、1ヵ月前には案内状を送り、返事をもらいます。参列者の人数が確定してから、
会食、引き出物を用意します。引き出物は一所帯に一個でよいとされています。
表書きに、「志」か「粗供養」、下に施主の家名を書きます。菩提寺へのお礼の表書きは、「御布施」とし、「御経料」とか「御礼」とは書きません。
法事の際の服装は、施主側は略礼服を着用し、数珠を忘れずに持参します。
これを「併修」あるいは「合斎」といいます。
年忌法要はいつまで行うのか、とよく質問を受けます。三回忌までは、家族や親族のほか、故人と縁の深かった方々を招きますが
年忌法要の回数は、地域の慣習や菩提寺の考えによって異なりますが、一般には三十三回忌か五十回忌をもって、最後の法要の「弔い上げ(とむらいあげ)」とすることが多いです。
年忌法要に当らない年でも年に一度の命日ですから、この日は家族そろってお墓参りをして、できるだけ仏壇の前に座りたいものです。
お墓参りについて
・本堂をお参りし住職に挨拶。
・次に水汲み場で手を洗い手桶に水を汲みお墓にむかいます。
・古い花を片し、雑草をとり、ごみ落葉を拾います。
・さらに墓石に水をかけ、タワシや絞った雑巾で磨きます。
・線香立て花立てもきれいにします。
・1年以上たち古くなった卒塔婆は抜いて所定の古塔婆立に移動します。
・線香に火をつけ花供物をそなえます。
・そのうえで墓石に向かい合掌。
・お参りが終わったらごみを処理し供物は持ち帰ります。
※お線香に火をつける場合フードが付いているお線香用ライターやバーナー式など便利なものもあります。
※もし、花立てが壊れていたり、気になる点があれば忘れないうちに気軽に石材店に相談してみてください。